「あぁ、面白かった!」と言って終わりたい

理系シニアひとり起業への道

突然ですが、私は自分の人生を、さあもう最期というときに「あぁ、面白かった!」と言えるような人生にしたいと思って生きてきました。
たとえば急に「あなたは明日、寿命が尽きますよ」と宣告されたとします。
そんな時に「えぇっ、もっと生きていろいろやりたかったなぁ。」と残念な気持ちの一方で、「でもここまでの人生、面白かったなぁ~。」と思えるような人生。理想です。

そして、今のところ、ほぼそんな人生を送ってきました。

生涯時間のうち、非常に多くの時間を過ごす仕事人生においてもそうです。
好きな回路設計で稼ごうと電子機器メーカに入って製品設計をし、一つの事業部で一通りの製品群に関わった後は、新規事業で人を集めていると聞いて手を挙げて加わりました。
その後も「これはチャンスかも」思ったら掴んでみることをしてきました。

もちろん、楽しい結果ばかりではなく、おかげでとんでもない苦労を数年間することになったのも二度ほどありました。
それでも自分で選んだことなので後悔はなく、ベストを尽くしてきたことで、得るものも非常にたくさんありました。ただ、「もう一度やれ」と言われても絶対にやりたくないですが。。(苦笑)。
苦しい中でもベストを尽くしていることを周りも見ていてくれていたのでしょうか、50代で海外関連会社の社長も任せていただきました。世の中捨てたもんじゃないです。
振り返って「楽しいことも楽しくないこともひっくるめて面白い人生過ごしているなぁ。」と思います。
人生のストーリーとして、面白いなあと感じます。

以前家族に「楽しいことも楽しくないこともひっくるめて面白い人生過ごしているよ。これも家族のおかげだよ。ありがとう。」と言ったら、高校生だった子供は何事?と思ったのかひと言「長生きしてよ。。」と言い、かみさんは、フッと鼻でわらっていました。かみさん意味不明です(笑)

なぜこんな話をしたかというと、この年齢で起業を始めようと決心した大きな理由の一つがこれだからです。

そのほかにも、これから衰えていくだろう体力に合わせて自分の仕事をコントロールしつつ、体の動く限り働きたいという理由もあります。
ただ、「退却しながら戦う」というような感じより、「人生の物語を面白くしたい」という気持ちの方が強い気がしています。

これからどう転ぶかわかりませんが、とにかく今は「ワクワク」しています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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