起業メンタル大全

ブログ

著者 立花 岳志氏
ひとりビジネス・情報発信・
習慣化コンサルタント/
ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社代表取締役

会社員から独立して、
ひとりで起業を目指す人に向けて、
起業に対する心構え、起業の準備、
起業後の行動、情報発信について、
多くの疑問に答えてくれます。
まさに「大全」という題名の通りです。

ひとり起業により
「確かな収入」と「豊かな人生」を
手に入れるための指南書です。


目次
1章 自分でビジネスを立ち上げる働き方 起業とは?
2章 起業に必要なものとは?
3章 これからの時代を生きる起業家のメンタル
4章 起業は毎日の行動の積み重ね
5章 独立起業に向けた情報発信
6章 本当に読まれるコンテンツを書くコツ
7章 持続可能な企業家の心得
8章 起業すれば人生が変わる


1章 自分でビジネスを立ち上げる働き方 起業とは?

起業のメリットとデメリットを説明した上で、
現在、会社勤めをしている人にとっての、
起業までのベストシナリオというべきものを示しています。

・小さく始め、大きく育てる
・会社勤めをしながらビジネスを育て、自信を持てたタイミングで辞める
・いかに自分が働かなくても売上が上がる仕組みを作るかがポイント
・会社員時代はできるだけ多くの仕事を経験しておく

2章 起業に必要なものとは?

起業に向かって準備を始めた段階で、
すべきこと、注意すべきことが述べられています。

・好きなことを見つけ、
・それで稼げるようにして、
・生活、仕事に組み込み、毎日続ける。
・新しい人脈(メンター、同志)を作る
・インターネット情報発信の拠点を作る
・経理に対する体制を作る

3章 これからの時代を生きる起業家のメンタル

起業に向けた準備も進み、
いよいよ独立しようという段階の人が
持つべき心構えが書かれています。

・もっとも必要なものは「覚悟を持つ」こと
・「好き」×「得意」×「稼げる」を満たすことが必要条件
・必ず必要な「情熱」
・「圧倒的に行動量が多い」人が起業に成功する
・「空気は読まない」、「無難な選択を止める」

4章 起業は毎日の行動の積み重ね

起業後に、ビジネスを軌道に乗せるために、
日々実行すべきことが書かれています。

・早起き、睡眠、健康管理、読書、の習慣
・師匠をつくる
・期間を区切って「レビュー」と「デザイン」を繰り返す
・商品やサービスの販売にレバレッジをかけることを考え抜く

5章 独立起業に向けた情報発信

ひとり起業の成功に必須である情報発信。
購入までの消費者心理に沿った
適切な発信方法の解説があります。

・情報発信の手段、一番はブログ
・商品・サービス購入までの3つのステップ「認知」「興味・関心」「比較・検討」
・各ステップで適切な手段を取ることが購入確率を上げる

6章 本当に読まれるコンテンツを書くコツ

情報発信の手段が説明された5章に対し、
本章は発信する情報の内容についての説明がなされています。

・誠実な記事を書き続ける
・「自分の書きたいこと」を
 「読み手が読みたい内容」に変換する
・読者は「不」(不便、不満、不可能、不快)
 の解決を求めて、ネットにアクセスしている
・「自分の人となり」と「読み手のベネフィット」
 の発信で、親近感を持ってもらう
・ネットによる発信は「継続」が大切

7章 持続可能な起業家の心得

ひとりビジネスを進めるうえで
遭遇するアップダウンに対して、
どのように向き合うかが書かれています。
最後の「起業家を目指す人にエールを!」では
様々なチャンクから勇気をもらえます。

・心を封印しない。感情の存在を認めたうえで、どう行動するかを思考する
・ビジネスには「春夏秋冬」がある
・だから結果に囚われず、自然体でビジネスを続ける
・成果目標より行動目標
・自分が置かれた環境を徹底的に楽しむ

8章 起業すれば人生は変わる

この章は実際に起業をされ、
事業を軌道に乗せた方々のインタビューです。
フリーの研修講師、経営コンサルタント、
ビジネス書作家の大杉潤氏をはじめ、
様々な分野で活躍される5名の起業家の
ストーリーから、多くのヒントを得られます。


補足しますと、この本には個人起業
あるいは法人化にあたって必要な
公的手続きや、経理財務の話はありません。
その意味で起業「メンタル」大全
という題名なのだと思います。

それでもなお、起業にあたっての考え方、
行動の仕方について、これほど詳しく述べられている本は、類を見ません。
手元に置いて、ことあるごとに参照して方向性を確認する。
そんな一冊です。

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