大谷選手の「マンダラチャート」と「習慣化」

ブログ

ワールドシリーズ第一戦、ロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・ヤンキースは、
ドジャースがフリーマンの劇的なサヨナラ満塁ホームランで1勝目!
大谷も8回にツーベースを打ち、同点のランナーとなりました。

日本で数々の成績を残し、メジャーリーグに移ってからも
期待を上回る活躍する大谷翔平選手に心から敬意を抱きます。

その大谷選手と言えば、彼が花巻東高校の
野球部1年生時に書いた、「目標達成シート」が有名です。
真ん中に彼が書いた「大志」は、
「ドラ1 8球団」(8球団からドラフト1位指名される)。

そして、その目標を達成するために必要な
「要素」が、8つその周囲に設定され。
さらにそれら「要素」を実現するために必要な
「行動」が設定されています。
これらが9 × 9 = 81のマス
(いわゆる「マンダラチャート」)
一面に書き込まれています。

『 「ご飯 夜7杯、朝3杯」大谷翔平が10年前に書いた、81個の”マンダラの約束”』
(PRESIDENT Online 2021/07/12)
https://president.jp/articles/-/47766

彼は、これらの行動に実直に取り組み、
夢を叶えたのです。
ところで、この「目標達成シート」は、
何も大谷選手だけが作ったものではなく、
花巻東高校野球部監督の佐々木監督が、
1年生全員に書かせていたそうです。

強豪校だけに、中にはプロに進むことを
目標に書いた人もいたことでしょう。
それでも、大谷はそれを達成し、
他の人はそうはならなかった。
その違いはどこから来るのか。
もちろん「大志」の実現には、
自分の努力だけではいかんともしがたい
要因もあるでしょう。

ただ、間違いないのは、大谷選手は、
マンダラに書いた「行動」を「実行」し続けたこと。
だからこそ、今あの大舞台に立っているのです。

「行動」を「習慣化」する大切さ

何事も、計画を立てることより
実行し続けることの方が大変です。
私も、計画を立てているときは、
希望に燃えて、書き終えたときには、
あたかも達成したかのような高揚感を持ちます。
そして、その勢いのまま、行動を始める。

ただ、問題はその後。

行動していると、様々な壁にぶち当たります。
自分ではどうしようもない理由で進みが滞ったり、
自分自身が継続することに疲れてしまったり、
気が付いたら、いつの間にか行動が途絶えて
元のひびに戻ってしまっている自分に気づく。
こういうことが起きると、自分の弱さが情けなく、
自己嫌悪に陥ってしまうものです。

ただ、それは「意思の力」に
そこで、いかに行動を「習慣化」できるかが
行動し続けるカギとなります。
大谷選手といえども、気持ちが乗らない日もあるだろうし、
上手く行かなくてくさる日もあるでしょう。
ただ彼は行動を「習慣化」して、日々の生活の中で
自動的に「行動」ができるようにしたから、
大志を達成したのです。

まして、私たち意思の力が「普通」の人間は、
行動を「習慣化」することは、目標達成において
大切な要素と言えます。

 心が変われば行動が変わる。
 行動が変われば習慣が変わる。
 習慣が変われば人格が変わる。
 人格が変われば運命が変わる。
といいます。

「マンダラチャート」と「習慣化」。

使いこなして、成したいことを実現しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました