アインシュタインに聞いてみよう ~勇気をくれる150の言葉~

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編訳:弓場 隆氏

以前にご紹介した「アインシュタイン150の言葉」の続編です。
科学者アインシュタイン博士の数多くの発言は、科学に関するものにとどまらず、世間、人生、教育、家族、戦争と平和に至るまで、多岐にわたっています。

そして、その根底に流れているのは、人間が持つべき「価値」への深い洞察です。
「問題を解決するのに 1 時間与えられたとしたら、55 分は問題について考え、5 分を解決について考えることにあてるだろう。」と言ったアインシュタイン。

この本に載っている発言はすべてシンプルですが、
これらをただ受け止めるでなく、
自分への問いかけとして、
今度は自分が考えることが大切なのだと思います。


目次
1. 生き方について
2. 科学、そして、神秘について
3. 独創性について
4. 学校教育について
5. 戦争と平和について
6. 国家、そして、ユダヤ人であることについて
7. 結婚、そして、家族について
8. 自分について、そして再び、生き方について
9. おまけ アインシュタインの人物評、アインシュタインへの人物評


以下、共感した言葉、アインシュタインの意外な一面を見た言葉、ユーモアを感じた言葉など
わたしの印象に残ったものをご紹介します。

1. 生き方について
「成功者になろうとするのではなく、
 価値のある人間になるよう
 努めるべきです。」

2. 科学、そして、神秘について
「自然を深く深く
 見つめてください。
 そうすれば、すべてのことが
 よりよく理解できるようになります。」

「自分が生まれた自然界の
 偉大な神秘を前に志、
 永遠や生命、宇宙について
 思いを馳せるとき
 誰もがそこに畏敬の念を
 感じないではいられません。
 毎日、この神秘を
 少しずつ理解しようとするだけで
 好奇心が満たされるのです。」

3. 独創性について
「・・(前略)・・
 他の人とは違うことを考える
 独創的な人がいなければ
 社会は発展しません。
 言い換えれば、
 人々の個性を伸ばさなければ、
 社会は進歩しないということです。」

4. 学校教育について
「教育者の最高の技術とは、
 若者に創造的表現と
 知識の喜びを
 発見させることです。」

「ほとんどの教師は、
 生徒が何を知らないかを
 発見するための質問をします。
 しかし、それは時間の無駄です。
 本当の質問の技術とは、
 生徒が何を知っているか、
 何を知ることができるかを
 発見することです。」

5. 戦争と平和について
「わたしはガンジーの見解に
 ほぼ全面的に賛成です。
 しかし、もし自分や
 自分の家族を殺したり、
 生活をおびやかしたりする
 動きがあれば、
 暴力に訴えてでも
 抵抗するつもりです。」

6. 国家、そして、ユダヤ人であることについて
「社会が健全に機能するためには、
 それを構成する人たちが
 一致団結するだけでなく、
 ひとりひとりが
 自立することが必要です。」

7. 結婚、そして、家族について
「若いときには、人勢が永遠であり、
 自分の行動や思考が
 大変重要であると感じるものだ。」

8. 自分について、そして再び、生き方について
「他人の喜びを楽しみ、
 他人とともに苦しむことが、
 人間にとっていちばん
 すばらしい生き方です」


皆さんも、「正しい問い」のバトンをアインシュタインから受けてみませんか。

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