この本は、題名に「エグゼクティブ」とありますが、
対象は社長や幹部だけではありません。
課長、リーダーなど、
組織の上に立つ人にとって必読の書です。
13の寓話とともに、それが意味する教訓が
160に満たないページの中に凝縮されています。
そして教訓は目立つように配置されているので、
パラパラとめくるだけですぐに見直せ、
日々の活動に活かすことができます
私が特に共感したものはこういうものです。
「ずっと変わらずにいるものは何もない。
(中略)
生き残るには進化するしかないのだ。」
「競争力を高めることに
全力を傾けるべきだ。
行き詰ったときには、
なんとか前進をつづける努力をしよう」
「今日のうちに
第一歩を踏み出そうとしなければ、
この先、
どこかに到達することはない。」
「私が部下をもっと頼りにし、
もっとうまく扱えるようになれば、
私たちが立てた目標に到達できる。
「重要なのは、
みんなが均一なことではなく、
みんながそれぞれの役職に
適していること、
そしてみんなが上手く組織され、
やる気があり、
良く管理されていることだ。」
「やるべきことをきちんと
しなかったために失敗するのは、
個人の責任であり、
挽回できないエラーだ。
難しくて失敗するのは構わないが、
かたくななせいで失敗してはいけない」
「なにも決断しないのが一番良くない」
「適切な戦略を立て、
賢く仕事をすることが、
成功するための方法なのだ。
これはどんな時期でも変わらない。」
「私たちリーダーは、結局のところ、
『私たちがやろうとしているのは
これだ!』と
いつも声をかけていないと、
決断したことを実行できなくなる。」
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まだまだたくさんの学びが
この本にはあります。
集団を率いる人は、手元に一冊置くことをお勧めします。
そして、単に読むだけではなく、
ひとつずつでも実行すること、
これが大切なのだと思います。
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